トランクルームとスレイベル

ゲームの感想 乙女ゲ多め

パレドゥレーヌ 一周目ログ

感想を書けてないゲームを書きおこそう第二弾。パレドゥレーヌです。

私が買ったのはDMMのDL版なんですが、割とセール対象になりやすいタイトルのようなので気になってる方はチェックしてみてください。下はDMMリンク
公式サイトから体験版もDLできますよ。
これも大分前ですね…2月? わーお。
記憶を掘り起こしながら書いてます。続きからよろしくお願いします。
 

 

 
非情にざっくりなあらすじとしては、突発的に王位継承することになった王女様が、各地の領主に王として認められるため試練に挑む話です。
ジャンルにプリンセスシミュレーションとあるように、古き良きシミュレーション乙女ゲームです。
 
基本のシステムを簡単に説明しますと。
(1)月に一度、税率と予算配分を決める。
税率は高中低の3段階から、予算配分は5つある項目の数字をいじって決定する。
(2)週に一度、自分を含め配下の騎士たちの行動を決める。
※移動や訓練、政治的活動や決闘など。
これを繰り返して、1年後の儀式のときに過半数以上の領主たちの支持を得るのが目的です。
 

一周目で見れたEDは王女勝利*1、アストラッド、ヴァルター、エヴァンジル、エクレール、ヴィンフリート。
王女関連のEDと個別EDは同時に見ることが可能です。
最終日にED条件を満たしているキャラの名前が出てくるので、それを選択すれば各EDが見れます。
思ったよりも簡単で、1周目は4時間ほどでEDに到達しました。
と言いますのも難易度が選べる(通常or高難易度)うえに執政官にお任せができるからなんですね。
お任せすると毎月毎週税率・予算配分・メンバーの行動案を出してくれます。気に入らなければ、実行前に自分でいじったりもできます。
だから正直、SLG部分については言えることがない(;'∀')ヴィンフリートありがとう。
ただ基本的には税率設定は普通で、予算配分はどの項目も一律平均値。ただし経済だけ最初は少し高め?でやってるように見えました。
意外にも領主へのアプローチは決闘など強引なものが多かったです。
※決闘で勝つと相手に忠誠を誓わせたりできます。
いかにも容易周到に策を巡らす眼鏡っぽいのに脳筋なの???と笑いが出ました。 そっちの方が効率がいいってことかなあ…。
強硬策を取り続けた結果、最初10名以上(たしか)いたはずの領主が最終的に6名しか残ってないのは戦慄でした。1年でボロボロやんけターブルロンド*2…。
放っておくと終盤、配下の騎士が名誉値低下で失踪しちゃったりするので、それだけロードしてやり直したりしました。
個別イベントに関しても、一番最初に選んだ騎士*3は放っておいてもストーリーが進むので楽でした。
イベントはひとつひとつはあっさりなんだけど、数がすごいです。今検索したらEDは30名以上用意されているらしくて震えてる…。
以下は今回EDが見れたキャラクターの感想。
 
 
 
アストラッド (CV岡本寛志)
幼馴染のわんこっぽい騎士。
幼少期は主人公と親しくしていたが現在は彼女と敵対する宰相の後継者候補、という複雑な立場なんですが彼本人はまったく気にしてません。
「王女?友達だよ!みんな仲良くやろう!」って何の裏もなく言っちゃうタイプ。
そんな天真爛漫な彼が王女と恋に落ちて当初は浮かれまくっていたのに、段々このままでいいのかって自問自答するようになって最後は「(一旦だけど)自分を磨くために王女の傍を離れる」って選択ができるようになるのがいかにも王道成長物語ぽくて良かったです。
しかも離れるのを許可するのが正解選択肢という。
もっとシンプルなストーリーを予想してたので、そこらへんは嬉しい驚きでした。
 
 
ヴァルター (CV羽多野渉)
ベテランの先王護衛騎士。
武に優れているらしいのですが、一周目では執政官が彼を一切動かさなかったため真価は発揮されず。
たぶん王女が決闘を申し込まれたりした時の保険だったのかな。今回は見れなかったけど。
市井に近い、気のいいあんちゃんみたいな騎士さんなんですが、女性恐怖症。
その原因になった彼の元妻が現在は宰相のスパイのような仕事をやっていて、なんとか彼女を止めようとするヴァルターと様子がおかしいヴァルターが気になってしょうがない王女たち…という感じで展開していくルートでした。
元妻を救うというのではなく「あの女本当にとんでもないから今度こそふんづかまえる」ってノリでしたが、王女とヴァルターが仲を深めるっていうより、協力して元妻を捕縛できるかどうかがメインだったので恋愛要素は薄かった気がします。
 
 
エヴァンジル (CV子安武人)
没落した名門出身の色男。
ヴァルターとは逆にとにかく忙しそうでした。
知力が高いため、工作とか暴動の鎮圧とかめちゃくちゃ活躍してくれました。
後に本当は絵画に興味があったのに家の事情で騎士にならざるを得ず、しかも職務中に手をケガしたために筆が握れなくなりそうだという事情を知って、すごく申し訳ない気持ちになりました。
王女の計らいで息抜きに絵を描くようになり、最終的にそっちの道を選ぶのですが、穏やかで楽しそうで良かったです。
彼のいないターブルロンドすごい不安だけどな!
 
 
エクレール (CV友永朱音)
主人公の従姉妹兼侍女。
主人公がモノローグがない無個性タイプなので、彼女が頑張ってました。
ぽいっと勢力争いの渦中に放り込まれる序盤は本当に心細く、明るくていつでも姫様の味方!な彼女の存在が救いでした。
個別イベントらしいイベントは見た覚えがないのですが(すみません)、誰のイベントだろうといっつも一緒だったのでEDも違和感なかったです。
※not百合です。友情とか親愛とかそっち方面。
 
 
ヴィンフリート (CV鈴木達夫)
お役立ち眼鏡執政官。
この人がめちゃくちゃおいしかった。
王女の乳兄弟*4で、実は内々で決まっていた元婚約者でもあります。
状況が変わり彼女が王位継承者になってしまったので、婚約の話は自然消滅。
とはいえ「いずれお前は王女殿下と結婚する」と言われつづけていたヴィンフリートは、彼女が騎士と親しくすると心中複雑です。
ただしその部分を表には出さず、逆に彼女との関係に悩むアストラッドにアドバイスを送る…そういうタイプの人です。健気か。
こういう好意を表さずに苦悩する奴大好きなんです!!よ!!!
いきなり元婚約者~のくだりのイベントが来たときは目を疑いました。好みすぎて。
どうもヴィンフリートイベント、アストラッドとか特定の騎士とのイベントが進んでないと出てこないっぽいですね。
少女漫画の静かに主人公を想い続ける当て馬ポジションなのか。好き。
彼、頭はいいけど剣の腕がからっきしなことがコンプレックスっぽいですね。剣が使えれば騎士になれますので、騎士なら女王とも結婚できるのにとか考えてたら滾る。
最終的に王女に選ばれた時も、まさか自分が…みたいな反応だったのが、もう。報われることを一切想定してないんだなあ。
幸せになってほしいです。
 
 

正直萌えという意味では執政官が全部かっさらってしまった気がします。
他ED回収もぼちぼちやっていきたいのですが、とにかく数が膨大で…ちょっと休憩期間挟みたいです。
お付き合いありがとうございました。
 

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*1:過半数から支持を得て無事に王位に就くED

*2:自国の名前ですよ

*3:最初に3名指名することができる

*4:母親が王女の乳母だそうです