トランクルームとスレイベル

ゲームの感想 乙女ゲ多め

【ACT】Overcooked 感想

 

料理が出来るゲームが好きでして。
というわけでドタバタキッチンアクションゲーム、『Overcooked』クリアしたので感想です。

元はPCゲームだったのですが、現在はSwitchに移植されておりそちらでもプレイできます。
PS4とXboxOne版も存在しますが、これらは海外販売のみです。
DLCも含めるとPC版とSwitch版の価格はそう変わらないようです。
ただPC版はセールで1000円切ることもあるようなので、どのプラットフォームでプレイするかはお好みで。

続きからこういうゲームですよという紹介と、私の感想です。
ストーリー要素は薄いのでネタバレらしいネタバレはないのですが、ステージ数なんかには触れているので気になる方は閲覧をお控えください。
大丈夫な方は続きよりお付き合いよろしくお願いします。

 

 

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危機に瀕したオニオン王国を救えるのは、最高の料理だけ!
最大4人でマルチプレイが楽しめる、はちゃめちゃクッキングアクションゲーム
PCゲームで大人気を博したドタバタキッチンアクションゲーム『Overcooked®』がスペシャルエディションとしてNintendo Switchに登場!!

最大4人の仲間のシェフと一緒に腹ペコのお客様たちが機嫌を損ねてしまう前に美味しい料理でおもてなし!

オニオン王国の調理場はいつだってドッタバタ! 時には海賊船? 時には高速走行中のトラック? そしてまた時には流氷の上や灼熱の…… もーてんやわんやで大忙し!!

どんどん厳しく、ますます突飛で難しくなるステージ。でも仲間と一緒にチャレンジすれば絶対に楽しいはず。あっさり薄味ソテーのシングルプレイも、ギトギトの油で揚げたマルチプレイも、どれを選んでもおいしくなること間違いなし!! 遊び方は人それぞれ。さぁ、今すぐ準備してキッチンに向かおう!

おいしさの秘訣は仲間との息の合った協力プレイ、コミュニケーションを大事にしながら無駄なくタスクをこなして苦難を乗り越えよう。では、Happy Cooking!!

スペシャルエディションは<The Lost Morsel>と<The Festive Seasoning>のPC版追加コンテンツがすでに搭載された特別版となります。

ストアの商品説明ページより。

 

 

モード紹介

このゲームで用意されているモードは4つ。

キャンペーン:メインモードです。一応ストーリーのようなものがあり、ステージをクリアすることで話が進みます。ステージ数は全30。

対戦:プレイヤー同士でスコアを競います。キャンペーンなどをクリアしていくと、使用できるステージが増えていきます。

ロストモーセル:PC版では有料DLCだったもの。Switch版には最初から同梱。キャンペーンよりも難易度が高め。ステージ数は6。

フェスティブシーズニング:PC版ではアプデで追加されたものらしい? Switch版には最初から同梱。こちらも難易度が高め。クリスマスをモチーフにしたステージが8つ遊べ、新しく2つ料理のレシピが増えます。

 

 

ゲームシステム

お客さんからのオーダーに従って料理を提供していきます。
プレイヤーの操作としては細かく書いてもこんな感じ。
・食材を運ぶ
・包丁で切る
・煮込んだり焼いたり揚げたり、メニューに適切な調理を施す
・オーダー通りに盛りつけて提供する

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シンプルです。

注文ごとに時間制限があり、お客さんを待たせすぎた場合や注文にない料理を作った場合は評価が下がります。
規定時間内にいくつ注文をこなせたかにより、星の数で評価されます。最高は三ツ星。

作成可能な料理ですが、このゲームのメインであるキャンペーンモードでもレシピは6種類ほど。※おまけモードで2種類追加されます。
ただどれも工程は変わらないので、プレイ感にそこまで差異はありません。

このゲームの肝はステージの方です。
キャンペーンだと約30個ステージ、おまけも含めると+14個が用意されているのですが、1つも同じ配置はありません。
調理するところと提供するところが壁で分断されていたり、床が動いて定期的に配置場所が変わったり。鼠が出るため、油断しているとせっかく調理した食材が持っていかれてしまったり。
前のやり方では通じないこともあるので、毎回「こうすればもっと早く注文がこなせるのでは」と考えながら、ブラックな厨房を駆けずり回るゲームです。

 

 

感想

面白かったです。全てのステージをクリアして約13~4時間でした。まだ全て三ツ星には出来てないですが、そちらはのんびり目指したいと思います。
ああでもないこうでもないと試行錯誤するのが楽しいゲームでした。

どの注文が来るかはランダムなので多少は運要素も絡みますが、基本は作業の効率化がメインです。
肉は焼く時間がかかるから先にまとめて下準備しておこうとか、このステージは通路が狭くて1人しか通れないから完全に分業にしようとか。
気づくとクリアできなかったステージのことを延々考えてしまってました(^▽^)
こうしたらもっとスコアが上がるのでは?と思いつくとすぐ試したくなります。そんな中毒性があるゲームです。

操作の判定は結構ガバガバで目の前のアイテムをうまく取れなかったり、違うアイテムを取ってしまったり、もどかしい思いをしました。まあ一部のアクションゲームはこういう不便感が醍醐味とも思うので。

注意点ですがこのゲーム、プレイヤー2人からを想定した難易度になっていると思いました。
プレイ人数によって評価のボーダーも変動するので1人でもプレイできないことはないです。が、1人だと2人のキャラクターをボタンで切り替えてプレイすることになります。手は2つでも頭は1つ。単純に考える量が2倍になるので大変でした。
クリアは不可能ではないのですが、難易度が上がるってことですね。

あと上にも書いたようにやることは基本同じなので、1人で延々やってると単調になりがちです。人によっては飽きが早く来るということはあるかも。
一種のパーティゲームなので、人とわいわいがやがや騒ぎながらやれると楽しいです。
結局私は友人が遊びに来てくれた時や、家族に手伝ってもらってクリアしました。
私は注文を常に確認して順番通り動くのが好きで、その代わり時間切れで注文の優先順位が入れ替わるとパニックになるタイプ。
友人は「どうせ使うでしょ」とあまり注文は見ずに何かを切ったりとにかく動いているタイプと個性も出ます。
途中からプレイに集中するあまり、終始誰もしゃべらないっていうパーティゲームとはかけ離れたプレイになっていましたが(;´∀`)

そう、1はオンラインマルチ非対応なんですよね……。どこかに集まらないといけない時点で若干面倒。
8月7日発売予定の続編『Overcooked2』ではオンラインマルチにも対応するらしいので、マルチプレイはオンがメインな方は (ストーリー重要な作品ではないし) いっそそっちを待って2から買ってもいいかもですね。

 

 

苦労したステージ

これだけではなんなので個人的に印象が強く残ったステージとか。

2-2

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クリア自体はそう難しくなく、三ツ星にするのに苦労したという感じですが……。
作る料理はスープですが、とにかく食材を持っていく鼠がうっとうしいです。
まだプレイに慣れていなかったこともあり、鼠に気を取られてミスを誘われていました。

画像見てもらうと分かるのですが、トマトとマッシュルームはボックスがステージの反対側にあるので、注文によって難易度が若干変化します。どちらか片方が続くと楽。
最終的に食材を運搬する1人、それ以外のもう1人という体制でクリアしました。
注文の運が良かったりすると途中で運搬する方のプレイヤーの手が空くのですが、かといって過剰に食材を並べておくのは鼠がいるので非効率的です。
そういう場合は適宜もう1人を手伝ったり、役割を交換するといいと思います。

コツ (というほどでもないですが) は切った野菜はさっさと鍋に入れること。こうすると鼠に取られません。
食材は1つからでも煮込むことが出来ますが、必要なものを全て鍋に入れてから煮込む方が結果的に早く完成したりします。
鼠が巣に帰る前に攻撃すれば食材を取り戻せますが、下手に追いかけるとそちらの方がタイムロスになったりするので、調理前の食材に関しては基本は無視することにしました。そもそも食材を過剰に出しすぎないのも大事です。
色々なステージをクリアしてから再度チャレンジしてやっと三ツ星に出来ました。

 

 

6-3

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クリアするだけで全ステージ中一番苦労しました……。星もまだ2つまでしか取れていません。

ここに限らずとにかく氷の床で出来ているステージが苦手で苦手で。つるつる滑るんですよ(;^ω^)

こちらも作る料理はスープ。
食材を煮込む左上、マッシュルームと玉ねぎを入手できる左下、食材を切ったり提供したりetc.の右のエリアの3つが存在し、それらを行き来するには真ん中の流氷を渡らないといけません。どんなに簡単な注文でも1往復は必要です。
水に落ちると持っている食材&料理は消失し、プレイヤーは復活までに5秒のペナルティが与えられます。

コツというかとにかく慎重に!を合言葉にクリアしました。もうそれしかない気がする。

あとはここまでクリアしてきたプレイヤーさんには言わずもがなと思いますが、切った食材を持ち運ぶのは鍋に入れてから、ですね。
スープはカットした食材×3で1つ出来るので、食材を3回右から左に持っていくよりも、鍋を取ってきて3つまとめてから1回氷を渡る方が過程が少なくて済みます。
それからスープは意外と焦がしやすいので、完成したらすぐに取りに行くくらいがいいと思います。

役割分担らしい役割分担はなかったですね。やれることをお互いやる、という感じ。
強いて言うなら食材の入った鍋や出来たスープを運ぶのは、氷を渡るのが得意な人がなるべくやる、くらい?
あとは提供するだけのスープを落とすとダメージ大きいですからね~。

 

 

2もいずれ購入したいとは思ってるのですが、発売日が8月7日なんですよねぇ。
7月末から個人的に気になっているゲームが連続して出るので、状況を見つつ余裕が出来たら購入という形になりそうです。
お付き合いありがとうございました。

 

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