トランクルームとスレイベル

ゲームの感想 乙女ゲ多め

スタスカ冬 一樹&隠しキャラ感想

みなさんGWいかがお過ごしでしょうか……!

私はゲームウィークにする気満々だったのに、観光に来た身内の対応でヒイヒイ言ってます(;'∀')引きこもらせてくれ

今回はスタスカ冬の一樹会長&隠しキャラの感想です。ネタバレありますので、OKな方だけ続きよりどうぞ。

 

Starry☆sky ~in Winter~ ポータブル (通常版) - PSP

Starry☆sky ~in Winter~ ポータブル (通常版) - PSP

 

 

 

不知火一樹 (CV中村悠一)

f:id:ayahata_pulep:20180504233637g:plain

飄々としているがみんなの頼れる生徒会長。3年生で、実は一度留年している。

色々な意味でずるいな~~~~と思ってしまう会長ルートでした。
彼だけ立っている位置が違うんですよね。例えるなら大人と子供のような。
彼自身「生徒会の父親役」を自称することもあるのですが、本当にそんな感じ。子供たちの悩みは把握してるし、なんとか良い方向へ向かうように全力でぶつかるけれども、自分の悩みについてはまず匂わせもしない。
翼も颯斗も主人公も、一樹には無意識に甘えている節があるし、彼なら解決してくれるかもと期待してしまう。ただその一樹自身を救えるのはこのルートだけ……とそんなお話になってます。
強い人だから時間さえかければ自分で乗り越えられそうではあるけども。

そんな一樹会長。実は、未来が見える予知能力者らしいです。ちょっとファンタジーでびっくりした。
また小さいころに主人公と一度会っていて、彼のせいで怖い目に遭い記憶を失った主人公をずっと見守ると心に誓っています。
恋人になってからが重要だった翼と颯斗ルートに対して、彼は途中で主人公に告白されるにも関わらず、彼女の想いを回避し続けます。思い出してまた怖い思いをさせるわけにはいかないと思っているんですね。
何も語らず、初恋の女の子が幸せになるために全力で尽くすタイプ。
のらりくらりとはぐらかされ主人公は胸を痛めるのですが、プレイヤー(私)には「どうみても両思いでしょこの人たち」というのが透けて見えます。そういうもどかしいのが好きな人にはたまらないと思います。
そんな彼を傷つきながらも追っかけ続けて、内心を暴いて(他に言い方はなかったのか)エンディングです。

もうこの辺の属性の盛り具合がね……ほんっとズルいよね……。
好きか嫌いかで言えば大好物です。ただ、生徒会メンバーの再起は彼がいてこそ、生徒会として過ごしてこそとわかっていても、あまりに扱いが別格過ぎて若干冷めてしまったところあります。めんどくさいオタクだ……。
とはいえハッピーエンドはとにかく安心しました。幸せになってほしい。
あんまり時間がない時間がない匂わせるから、能力の代償に死ぬのかと思って気が気ではなかった。違って良かったです。
主人公も頑張りましたが、GJだったのは翼のおじいちゃん。一樹は彼を恩師と仰いでいるのですが、彼と交わした約束が今の一樹を形作っているのだと思います。まず「自分を犠牲にしないこと」って約束させたのはすごく重要だと思います。今作のエンディングを迎えるには必要不可欠だったと感じました。

 

 

 

白銀桜士郎 (CV諏訪部順一)

隠しキャラでいいのでしょうか? 自称変態の新聞部元部長。一樹会長の親友でもあります。
生徒会メンバーとも絡みが多く、それとなく助言をくれたりも。

自分でもギャップ萌えにはちょろすぎると呆れましたけど、はい、こういうキャラ好きです……。
ただ個人的には萌えるというところまでいかないシナリオだったので、FDが気になるところ。

普段へらへらしてるんですけど過去に荒れていた時期があったらしく、更生するきっかけになった一樹に恩を感じています。
そんな一樹の想い人である主人公に惹かれつつも、遠慮しているという構図でした。
一樹会長に続いて追う恋です。3年生はどいつもこいつもー!と思いながら進めました。
段々好きになるというよりとにかく「好き!諦められない!」からスタートして、いかに相手に根負けさせるかという感じで、もうちょっと好きになる過程もゆっくり見たかったです。
ただ告白した主人公に対して「君の幸せは君のモノだけじゃない、君を想う人に失礼じゃないの?」って振ってくるんですけど、彼女に気があるやつ全員を慮れって言うのは正直無茶だと思いました。春からモブからどれだけいると思ってるの???
彼が想定しているのは一樹だけだろうし、言いたいことはわかりますけどね。というか『密かに主人公を想い続けている親友に幸せになってほしい、報われて欲しいという気持ち』は多分一樹ルートを終えたプレイヤーも持っている。
正直わかっていても一樹会長に応援されるのはすごく苦しかったくらいです。一樹会長はこう言うだろう、そして1人でひっそり幕を引くだろうと容易に想像がつくので余計に。別のルートで幸せにするから……!
ただこういう遠慮こそ失礼だという考えもあって、桜士郎も一樹に背中を押されてハッピーエンドです。

ちなみにスタスカ恒例のキス顔スチルですが、桜士郎ルートだけ顔のアップではなく主人公と絡んでいる構図でした。個人的な好みで言えば他3人もこっちが良かったなあ。
あと冬のうち桜士郎だけ失恋EDがあるのですが、そこで出てくる一樹以外の予知能力者って誰なんでしょうか? 私が未プレイの春にそういう子がいるのかとも思ったのですが、シリーズの隠し(?)である四季くんって子でしょうか?? わからずじまいでした。

 

主人公

生徒会の業務に加えて、今回は色々荷が重そうな相手が多くて大変そうでした。
お疲れなのか眠っているシーンも多かったと思います。
1つくらい主人公が生徒会長になってバリバリやるエンディングがあっても良かったなあと思ったり。よく頑張りました。

 

 

総評は今回書かないと思います。秋も書いてないし。

いつになるかわからないけど春をやった時にシリーズまとめて書かせていただこうと思っています。

お付き合いありがとうございました。

にほんブログ村 ゲームブログ 乙女ゲー(ノンアダルト)へ
にほんブログ村