【ACT】HITMAN 雑感とプロローグプレイログ
Twitterではちらちら呟いていましたが、現在ステルスアクションゲームHITMANプレイ中です。
同じミッションを慣れるまで繰り返し遊んでいる&下手くそなのでまだ序盤ですが、今のところめちゃくちゃ面白いので感想のせておこうと思います。
もし気になる方がいたら、秋にディフィニティブ・エディションっていう追加要素全部付きで定価もちょっと低いお得なバージョンが出る予定なので、そちらを待ったがいいかもしれません。
続きから前半はネタバレなしのゲーム全体の感想、後半はネタバレありのプロローグ感想です。よろしくお願いします。
HITMANとは
伝説の暗殺者「エージェント47」を操作してミッションをクリアしていく「Hitman」シリーズの第6作目です。実写映画になったりもしている。
これがエージェント47。スキンヘッドの後頭部にバーコードの入れ墨が入っているのが特徴。正直めちゃくちゃ目立つだろと思う。
6作目と言っても、シリーズ他作品よりも時系列が遡っていて、エージェント47が組織に所属する当初から描かれているのでとっつきやすいと思います。
ちなみに私は前作のAbsolutionをちょこちょこやったことがある程度ですが、特に問題はありませんでした。
もともと今作はPCでエピソードごとに順次配信されていたらしく、今でもPC版はバラで買えるはず。
PS4版はPCで配信されていたエピソードをひとまとめにして販売されています。※一部DLCは別売り。
ゲームシステム
ゲームの目的はシンプルで、ズバリターゲットを暗殺すること。
ただし広くて作りこまれたステージのあちこちにアイテムや一定のルーティンで動くNPCたちが配置されており、どのような手段で目標を達成するかはご自由に、という感じです。
・客やスタッフになりすまし、誰も見ていない隙に直接攻撃
・食事に毒を盛る
・施設内の設備を利用し事故に見せかける
一例ですがこれら全てが可能です。正統派(?)に遠くから狙撃とかもできます。
ミッションクリア時にどのような方法を取ったかでスコアが出ます。
基本は誰にも不審に思われない、ターゲット以外を害しない、暗殺が発覚しない「静かな暗殺者」を目指すべき形としており、それに近いと高評価になります。
またスコアとは別に「○○を使って暗殺する」とか「××というアイテムを見つける」みたいな「チャレンジ」と呼ばれるやりこみ要素も数多く設定されていまして、それらをこなすと経験値が入ります。
経験値が入るとマスターレベルが上がり、それによって作戦開始時のスタート地点が選べるようになったり持ち込めるアイテムが増えます。別のチャレンジがクリアしやすくなります。
ただしひとつ注意点として、このゲームに収録されているロケーション (ステージマップ) の数自体はそう多くありません。
上に書いた特徴からもわかるように「ガチガチに暗殺方法やルートが決められていて、ミッションを1回クリアさえすれば楽しさのほとんどを味わえる」系のゲームではありませんので。
どちらかというと「違うやり方で何度もクリアすることで、ロケーションやギミックをしゃぶりつくす」ことを期待して作られているゲームです。
慣れないうちはあたりをうろついて情報収集するだけでかなり時間がかかります。また1度の暗殺で全部のギミックを利用するのは不可能ですしね。
こういう事情なのでステージ数が少なかろうが、私は今のところ不満はありません。次はこうしようかな、とかこうすればうまくいくのでは?とか試行錯誤して飽きずに楽しめています。
好みの問題もあると思うので、一度達成したミッションはもうやりたくない!という方はご注意ください。
47は変装の達人
今作(とシリーズ)の特徴のひとつとして、変装システムがあります。
要はNPCの服を剥ぎ取って (笑) 彼らになりすますことが可能です。招待客、警備員、配膳スタッフetc.
どのような人物になるかで立ち入れる範囲が変わったり、取れるアクションも増えたりします。
↑ 警備員から船の乗組員 ↓ へ これにより船内のバーなどで怪しまれずに薬を盛れるようになる。
この変装システムが私と相性○でした。
私ステルスゲームは好きなんですけどすごく苦手なんです。
小心者&注意散漫&せっかちのトリプルコンボなもので、物陰に隠れるカバーアクションを駆使して進むようなものは、楽しいんだけども長く続かない。すすめるうちに段々難易度が上がってくるとミスも増えて結局最後までクリアできずに積む、みたいなことが多くて。
その点に関してHITMANは基本的に適した変装さえしていれば隠れずとも大手を振って歩けるわけで、ものすごく私の心臓に優しいつくりでした(^▽^)
もちろんカバーアクションのみでのクリアも可能です。
じゃあヌルゲーなの?と言われるとそういうこともなくて、そもそも衣装をゲットするには誰にも見つからないようにNPCを気絶させ、衣装を剥ぎ取らなくてはなりません*1。モンハンみたいな表現になってしまった。
剥ぎ取り後のNPCを放置していると人に見つかってしまい変装もバレてしまいますので、それもこっそり隠さないといけません。
ロッカーに被害者を隠す47。
NPCの動きや視線を警戒しつつ素早くやらないとならないし、一部のNPCは変装していても見抜いてきますのでそれらをかいくぐる必要もあります。
もちろん見つかると敵に囲まれ銃で撃たれ、47は死亡してしまいます。ただ素早く隠れて、別の衣装に変装できれば逃げ切ることも可能です。
適度な緊張感があり、ずっとハラハラできます。
ロードが長い
ただこれだけは不満です。ロードが長い!!!
ワールド生成に時間がかかるのか、ミッション開始時とセーブデータ読み込み時にかなり待たされます。あとゲーム開始時。
一度ミッションが始まってしまえばロード発生しないのが救いだけど、トライ&エラーを繰り返して成功を目指すっていうのが基本のプレイスタイルになるゲームだと思うのでセーブデータの読み込みがストレスなのは結構致命的です。
PS3がバリバリの現役で、むしろPS4はほとんど触っていなかった私でもえ?って思ったから、PS4の快適な他作品に慣れていた人たちはびっくりしたんじゃないかと思います。フルインストールなのにね……。
ただしこれはコンシューマ限定の欠点で、PC版はサクサクらしいです。
以下はネタバレありのプロローグ感想?というよりプレイログ?です。
※PC版とXboxOne版のプロローグは無料でプレイできるのですが、PS4版だけは108円かかります。確かCERO Zの作品はクレカ支払い必須=無料にできないと聞いたことがあるのでその関係だと思うのですけど、布教はしにくい~(;'∀') 勿体ない。
PCなど環境のある方はお試しください。
PS4版もDL版ならプロローグ購入した人はその分本編から値引きしてくれますけどね……。でもそれって本編購入前提になっちゃうからなあ。
あと上にも書いたように、DLCその他全部乗せのお得なバージョンも出ます。
プロローグ
プロローグでは、47がICA (組織) に入るための試験が描かれます。
プレイできるステージは2つで、どちらも過去にICAで取り扱った作戦が再現されています。
チュートリアル的な意味合いが強いため、ステージの構造もシンプルですしアイテムも少ないです。そのぶんどうすればいいかわかりやすくもありますが。
1つめのステージは豪華クルーザー (という体の訓練施設) 。
よく見ると船は木材かなんかのツギハギだし、水の部分や周囲にはシートが張られてます。
ターゲットはカルヴィン・リッター。国際的な宝石窃盗団のメンバーとかなんとか。
ここは2回クリアする必要があるのですが、1回目はオペレーターのダイアナさんが丁寧に手引きしてくれます。大体の操作も教えてくれます。
47はインスティンクトという認知能力の持ち主のため、それを駆使して人の動きを読みながら動きます。赤いのがターゲットで、頭の上に丸が出ている人物は変装を見抜いてくるNPC。
2回目は「さっきとは違う方法で目的を達成して」と言われますが、私はほぼ同じ行程で、武器だけワイヤー→爆弾に変えましたが問題ありませんでした。
あとで聞いたところ、どうやら全く同じ方法でも問題ないらしい?です。
あからさまに一服盛れそうな鍋とかワイングラスがあったので、どうせならそれでやったろ( ^ω^)!と思って船中をうろうろしたけど、結局肝心の毒物が見つからずに断念したのは内緒です。
ちなみに毒物は船の最下部に「殺鼠剤」がありました。探索がガバガバで見逃してた……。
ただ殺鼠剤は致死毒ではないので、これだけではクリアになりません。とどめを刺す必要があることに注意です。
個人的に楽だった侵入方法は、ロックピックを使って裏口から入るもの。ほぼバレないうえに衣装2種と殺鼠剤が簡単に手に入ります。
楽だった暗殺方法は、上にも書いてるリッターが私室で取引中に隙をつくもの。商談相手のテリー・ノーフォークも同じ部屋にいるのですが、というか方法によっては目があったよね?今?みたいな瞬間もあるものの、かなりガバガバなのでサクッとやれます(^^)v
2つめのステージは1979年のキューバの軍用飛行場という設定。
今度のターゲットはジャスパー・ナイト。チェス王者でもあるソ連のスパイです。
PS4はスクショとりやすくていいね
船のステージに比べると複雑になりギミックも増え、そのぶん選択肢も多くなります。
どうしたらいいか迷ったらアプローチというヒント機能が便利です。段階ごとにやるべきことが支持されます。
私は最初かなりグダりました(;´∀`)
見つからずに開始地点目の前の警備員を何とかしないと!と思い込んでかなり時間をロスしました。コインを投げて音で視線をそらしても、彼を締め落とそうとすると大概他のNPCに見つかってしまう。コイン投げる方向も良くなかったぽい。
結論から言うと別に見つかっても、ゲート内に入らなければ問題ないです。他に入り口もあるので無視して大丈夫。
ほかウォッカに毒を盛ろうとしたら何度も見咎められたり、無事に毒を飲んだターゲットがトイレに籠ったので追ったら何故か敵兵のKGB将校もトイレに入ってきて (普通吐いてる人がいると入らない) 犯行現場目撃されて銃撃戦になったり。何度ロードしても入ってきた……なんだったんだろう。
あとはそのKGB将校に変装してターゲットと通信室で2人きりになったはいいものの、その通信室が窓が多くて外から丸見え。廊下を巡回している兵士に見つかってやっぱり何度も銃撃戦になったり。
上手い人は最初から颯爽とこなせると思うのですが、私の47は私が操作しているせいで大変へっぽこ。ごめんね。
個人的オススメの暗殺方法:アプローチ「安全第一」
ナイトが乗る予定の飛行機に細工して、点検作業中に緊急脱出装置を作動させて上空に吹っ飛ばします。
アプローチ開始ポイントが分かりやすいし (というかダイアナさんが教えてくれる)、必要な衣装も道具も手に入りやすい。変装もバレにくいです。
あとムービーがコミカルで一見の価値あり。
オススメ衣装:ソ連兵
上記アプローチ以外のチャレンジ等をクリアするなら、ソ連兵がうろつきやすくて便利です。逆に飛行場警備員は見破るNPCが多くて動きにくい。
オススメ侵入方法:北側ゲート
上でオススメしたソ連兵衣装を取りやすいので。
開始地点をずっと右にいくと、上部にネズミ返し?がなくて乗り越えられるフェンスがあります。
フェンスを越えたあとはなるべくエリア外側を行くと周囲の警備員にバレませんでした。車の影をカバーで移動してもいいけど。
ゲートも同じく乗り越えて侵入できる箇所があります。
あとはコイン投げるなり発電機動かすなりでソ連兵をおびき寄せて、衣装を奪ってください。建物内には近くの窓から入れます。
現在はエピソード3のマラケシュに入ったところなのですが、これ以降もプレイログ残していきたいなと思っています。
このプロローグに関しては実はまとめた文章が1度消えたので、書き直してます。書きたいことは書けたと思うのですが、何か忘れているような気もする……その場合は追記します。
お付き合いありがとうございました。
*1:剥ぎ取らずとも着替えられるポイントもあります