トランクルームとスレイベル

ゲームの感想 乙女ゲ多め

そろそろ世界救ってくる KoAプレイ日記(4)

 

自分でつけておいてなんだけど、タイトルの地獄のミ〇ワ臭がすごい。

実はずっとちまちまやってたキングダムズオブアマラーのプレイログ続きです。

今回は戦士へ転向~メインクエストクリア~DLC「ナロスの牙」編です。

 

スキル振り直しでマイト(戦士)系へ

自分のなかで一区切りついたところで、フェイトウィーバーにお金を払ってアビリティとスキルの振り直しを行いました。
具体的にはアビリティはマイト(戦士)系のみ、スキルは鍛冶と説得*1を中心に探知も少し……という感じです。
装備もマイト用に一新しようと、さっそく鍛冶で作成してみました。
まだうまく使いこなせてませんが、単純に攻撃力・防御力だけなら強いものがさくっと作れました。
炎ダメージアップとか有効な効果を揃えればさらに強力なものができそう。
マイトの場合、アビリティが習得できる武器はロングソード、グレートソード、ハンマーですね。
ロングソードを経て最終的にグレートソードに落ち着きました。回避攻撃が特に好き。ハンマーは少ししか使わず。
武器の習熟度とか各種能力アップ以外で便利だったアビリティはハープーン(敵を引き寄せる)、ウォークライ(追加効果もあるけど敵を吹っ飛ばせるのが大きかった)あたりです。

流石にフィネス(シーフ系)よりはモーションが大きく避けられやすいので、それを補うアビリティが使いやすいです(;'∀')

 

 

デティア地方のサブクエスト消化

デティア地方は、これまで緑の深いところだったダレンタース~エラセル平原と違い、赤茶けた地面が露出してる上に高低差が激しくなってます。ちょっとアリゾナっぽい。前にも書きましたが、このゲームは決まったポイントしかジャンプができない&地図が基本平面なので、迷って迷って大変でした。
アデッサでノームの派閥争いに巻き込まれたりするなど、クエスト数も地味に多かったです。きりがないのでその中でいくつか印象に残っているものだけ、抜粋して記録しておきます。

まずは「サークル・オブ・エンガード」の一連のクエスト。その地方に住んでいるフェイたちが、呪いで正気を失って見境なく襲いかかってくるので、まだ理性的な一部のフェイたちに協力を仰がれ共に呪いを解くためのアイテムを探す……というもの。すごくゾンビ映画ぽかった。はい、そういうの好きです……エストクリアすると実際にフィールド上をうろついていた敵対フェイたちが消えます。

あとはホワイトストーンという町のもの。このへんは元々鉱山で栄えていた場所らしいのですが、鉱脈が尽きてしまったためにかつての鉱山労働者たちは半ば盗賊化しているなど現在はかなり治安が悪化しているという背景。町に入るなり「ここじゃエズウィン市長の命令は絶対だからお前も言うこと聞けよ」みたいに衛兵がマウント取ってきます。
その偉そうな市長から依頼も受けられるのですが、「鉱山買い取ったのに売主が権利書渡さないから取ってきて」というもので、言う通りにしたら次の依頼で主人公は消されそうになります。
その後市長が鉱山を買ったというのがそもそも出鱈目であるという事実が判明。自由だな~。市長を問い詰めても開き直る始末。ここで市長につくか元の持ち主(スコーリアファミリー)につくか選択できます。
無論市長が気に入らないので即決で敵対。すごい腹が立ったので割と詳細に覚えている(笑)
ただ実際にやっちゃう()クエストで、説得技能が高ければ殺さずに投獄することができます。死なずに償いなさい、と説得の方を選んだら町のど真ん中、モロ屋外に設置されたでっかい鳥籠みたいな牢に入れられてました。どう見ても晒しあげだよ。シュールすぎて笑いも出たけど若干申し訳ない気もしないでもなかったり。

投獄後のセリフを聞くと、一応彼は彼なりにこの町を復興したいというビジョンはあったみたいですね。

でもダメ。主人公にやったことは許してやらん。

他にもほぼ廃墟みたいな町*2があって、話を聞いたら数年前に「死ぬことこそ解放なり」が教義のカルト教団の襲撃にあったとのことで、数少ない生き残りに復讐の協力を頼まれる……みたいな胸糞悪いクエストも。どんな教義を掲げようと他人に強要するなんてあかん……きっちり壊滅させました。

 

 

メインクエスト完結

デティアが結構大変だったのでサブクエストつぶしを一旦ストップし、残っていたメインクエストを一気に終わらせました。

味方を増やしたりしながら、これまで主人公の行く先々に出没していた謎の美女エリン・シラーと共に敵の本拠地へ。私の主人公はドカルファー(ダークエルフっぽいやつ)でメイキングしたのですが、エリンも恐らくそうなので並ぶと姉妹縁者ぽくて良い。
ツアサを率いていたガドフローと戦って終わり……と思いきや彼もどうやらボスの操り人形にすぎない模様。真の親玉はかつて存在した邪悪な竜ティアノック。現在は世界と世界の狭間に封印されているため、信奉者を使って復活しようとしているというよくあるアレです。

主人公の過去も判明。主人公はティアノックの存在を隠蔽するという使命を帯びた組織(?)の一員だった模様です。エリンはその組織の同僚で、ティアノックの秘密に近づいたものは一人残らず消すのが仕事、と言っていたので結構過激な団体っぽい。
主人公は普段はノームの博士の助手に身を扮したりして情報収集していたようですが、ガドフローがティアノックに接触した際に彼を始末する任務を自ら買って出るも失敗。死亡してしまいます。
遺体はその後例の死者復活の実験に利用され、主人公は記憶を失ったうえに運命を持たないイレギュラーとして復活。これがゲーム冒頭ですが、この蘇生自体ティアノックの介入があったみたい。主人公もガドフローと同じく自分の手先にするつもりだったんですね。その割に特に働きかけとかなかったけども。
エリンがここまで事情を話さなかったのは、その辺も関係してるっぽい。復活した主人公が同僚のままなのか姿が同じだけの敵なのか測りかねてたってことでしょう。

すっきりしたところでティアノック戦。ここは拍子抜けするくらいあっさり倒せたのですが、HPをゼロにした後ボタンでのアクションが有効にならず困りました。
具体的にはとどめを刺す時に「○ボタン押せ」って指示が出るんだけど、色が暗くて押しても反応しない。何回かロードしたあとに検索したら似たような症状で悩んでいた方がいて、その方のやった通りに色んなボタン押しまくってたら解決しました。気になったので動画も検索してみたのですが、主人公の位置も大事なのかも。

ティアノックを撃破すると、エリンからの“事と次第によっては主人公も始末するよう命じられていたけども、結局「主人公は口が堅いから大丈夫」って報告しておいたから裏切らないで欲しいなー”というメッセージにあわせて平和になった世界がムービーで流れ、EDロールへ。

“ティアノックの噂が流れたりなんかしたら会いに行く(隠喩)からね♡”と付け加えてあるのが何とも彼女っぽい。もう会えないのは寂しいですが、会わない方がいい感じですね。
けど組織的には主人公引き込んどかなくてもいいんだろうか。始末or放牧って極端すぎる気がしますし、何より組織クエストとかもやってみたかったんですが。

その後はクリアデータのまま続きもプレイ可能ですが、メインストーリーはこれで終わりです。私は寄り道しまくったのでアレだったけど、多分メインだけやってたら20時間かからないと思います。
ティアノックは本当にあっさりでした。なんなら道中とかサブクエの雑魚連戦の方がきついまである。曲がりなりにもラスボスなんですし、もう少し歯ごたえあっても良かったと思いますね~。 

 

 

ナロスの牙 (DLC)

さてメインも終わったところで、DLCに手を付けていきます。日本発売版には最初から全部のDLCが同梱済みです。

いやー今回クリアした「ナロスの牙」に限らず、すごいボリュームでしたね。
新規エリアに新エネミーに新アイテム。メインクエスト以外のサブクエストもきちんと複数用意されていました。DLCかくあるべし、という見本のようなクオリティです。

 

とある狂人が目撃したという伝説の地「ナロスの牙」を目指す探検隊に雇われる主人公。
しかし途中の洞窟で敵に襲われパーティはあっさり壊滅。主人公だけは謎の声に導かれて巨人族*3の都市アイデラへと到着します。
どうやら彼らの言い伝えの「招かれし者」=救世主に認定されているみたい。もう慣れっこですよ。

巨人族はかつて彼らの神様エセンが用意した試練(空中都市建設)をクリアできなかった過去があり、それ自体を罪と考える彼らは贖罪の機会をうかがっていたのですが、肝心の当代プリモス(宗教的リーダー)がなんとやる気を失って引きこもっていると。

主人公の出現を「神が再び機会を与えてくれた証」と考えたプリモス・アノカトスは神に許しを請うための儀式を行おうとします。

そのために主人公をあっちこっちお使いさせた挙句「実はもうこんな神にも民にも未練はなかった。アイデラを滅ぼして新しい都市を作るからお前は邪魔だ」って部下を差し向けてくるけどね!アマラーの指導者こんなんばっかり。

ただし途中でエセンからのお告げがあったとかで180度方針転換して、「主人公に倒されることで巨人族の運命を変える」という使命に殉じようとします。アノカトスを巨人族の元々持っている凶暴性の象徴とみなし、それを主人公が倒すことで破滅の運命を回避するということらしくて理屈はまあわかるのですが……。彼に何があったんだ。

彼を撃破するとずっと同行してくれていた女隊長さんが新しいプリモスとして立ちます。どうやらアノカトスに無能の濡れ衣を着せられていた先々代プリモスの娘さんだったみたいで。彼女は実直な性格で好ましい巨人さんだったので素直にお祝いしました。

あとお礼にマイト装備セットくれました。ありがたい。そのうち何でも屋(サブクエスト)しに帰ってくるからね!

DLCなだけあるのか、雑魚も結構手強くて大変でした。強いというか硬くて戦闘が長引きがちです。

 

 

 

続けてDLCである「デッド・ケルの伝説」と他のファンクションクエストもプレイしているので、次はそちらについてになるかと思います。

お付き合いありがとうございました。

 

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*1:ここまでやってきて意外とこれが必要な選択肢が多かったので。

*2:人は少なくてテントで寝泊まりしている

*3:見た目はギリシャ彫刻の石像っぽくて主人公の1.5倍くらいのサイズ