トランクルームとスレイベル

乙女ゲーム(+α)の感想など

三国恋戦記 玄徳軍キャラクター感想後半

Diaryが自分の想定してた以上にあっさり終わりPCゲー熱が治まらないので、積みゲーでも崩そうかと思ったのですが。

いじわるMyMaster(対応OSWindows2000Pro/XP/Vista)は今メインで使ってるPC(Windows10)ではさすがに動作しませんでした。互換モードとか色々試しては見たんですけどね。※お使いのPCにもよると思います。

ググってみたらこのいじわるMyMaster、現在はDMMさんからスマホ版がリリースされてるみたいです。気になっている方はこちらの方がとっつきやすいかもしれません。

フリゲって感じでもないので吉原彼岸花を崩すか、シェア同人ゲームを購入するか、はたまた10日のEXTELLA発売までにEXTRAとCCCを復習がてら再プレイしようか…。PSPUMD版は何度かクリアしたんですが、買いなおしたDL版(Vitaに入ってます)はまだEXTRAの四回戦で止まってるんですよね…。発売日に来るかわからないとはいえ今からやって間に合うかな。

 

さてぐだぐだ続いている三国恋戦記キャラクター感想、いよいよ玄徳さん、ノーマルルート、孔明師匠で終わりです。ネタバレありですので、それでもよろしければ続きからよろしくお願いします。

 

 

玄徳 (CV三木眞一郎)

三国恋戦記~オトメの兵法!~

公式「待て(のでき)ない大人」。すごい的確な表現だと思います(笑)
普段どっしりしてて穏やかだけど獣は獣、みたいな。
玄徳さんは主人公がトリップしたての最初の頃から、「事情はわからないが行くところがないならうちにいればいい」と生活の面倒を見てくれます。
元々みんなの頼れるお兄さんポジションの人だけあって、主人公に対しても保護者・庇護者の色が強いです。そこからじわじわ異性を匂わせていく(そしてそれを抑えようとする)玄徳さんを楽しむルートです。
最初は穏やかで良好な関係なのですが、途中でお互いを意識し始めてからぎこちなくなります。
具体的には本で過去に飛んだあたりからですね。
守るべき皇帝より咄嗟に主人公を優先してしまったこと、本の力を目の当たりにしたことで「本を使って主人公が帰ってしまえば二度と会えなくなる、なのにこのままでは自分は彼女を手放せなくなりそうだ」と考えて主人公を避けるようになります。そしてなるべく本を使わないように注意します。
主人公は主人公で、これまで不安定だった自分をずっと受け止めてくれていた玄徳さんへの好意を自覚しており、本の力を使えば役に立てる!と張り切っていた時なので、避けられるわ本を嫌がられるわでショックを受けます。
夜食を作って差し入れたりいじらしく頑張ってみたりするのですが、とどめというか尚香さんとの婚約話が浮上し玄徳さんはそれを受けてしまいます。
例によって例のごとく偽尚香さんによる暗殺計画だったのですがね。
一番好きなシーンは偽尚香さんに主人公を人質に取られ、玄徳さんが刺されるイベント。首に刃物を突き付けられながらも手元には既に表紙の色が変わり済みの本があった(=ページを開くだけで元の世界へ戻れる)ので、主人公は足手まといになるなら、と本を使おうとします。帰ってほしくないと負傷をものともせず必死に止める玄徳さん。この辺の必死な感じと、なんとか助かって混乱の極みにある主人公にぽろっと告白されてしまい、セーブできなくなる玄徳さんが良かったです。恋愛面での彼らしさというか推しポイントがが詰まったイベントのように感じます。
夜食のお礼を言いに来た玄徳さんと起き抜けの主人公が扉越しに会話するシーンも好きです。表情や間合いで「お互い本当は好きなんですけどこじれてますよー」と表現してくれる手法は素晴らしいです。

 

 

 

ノーマルルート

三国恋戦記~オトメの兵法!~

順番どうしようか迷ったのですが、師匠ルートはノーマルEDを見ないと開かないのでここで。
要は主人公が誰とも恋愛関係にならず、うまく三勢力を三すくみ状態に持っていって大陸を平和にするルートですね。
このルートの主人公は軍師っぽさが強くて好きです。
「争いのない世界にしたい」というのは、作品によっては鼻につくというか余りにも場違い・世間知らずすぎる発言のようにとられたりするのですが、このルート(および作品全体で)の主人公はずっと一貫してこの目標のために動いています。
「無理だ、不可能だ」と現実の厳しさにさらされた後も、自分でできることを探して達成する気概が好きです。
EDは大きく分けて二つで、まあ平和をもたらした後に帰還するか残留するかってことなんですが、EDロールの入り方といいこのルートの正史は帰還の方なのかなと思いました。
作中で主人公本人も「帰るまででひとつの流れのような気がする」と言ってますしね。帰還までがトリップ。
残ればひとかどの人物として扱われるのに対し帰還してしまうと何かが残るわけではない。でも主人公の内面では自分も気づかない変化が生じている……みたいな一夏の冒険(というと意味が変わってきますけども)の類型はちょっと虚しさが残るところも含めて好きです。「これは王国のかぎ(児童書)」とか「天空のエスカフローネ(アニメ)」みたいな。
残留の方の羽扇EDも好きなんだけど、いかんせん描写があっさりすぎて残念……という方はFDの「思い出がえし」、特別エピソード三都賦をおすすめします。
元は特典CDの内容をゲームに逆輸入したらしいです。三君主、各参謀で主人公を取り合います。未プレイの方はぜひぜひ。

 

 

 

孔明 (CV杉田智和)

三国恋戦記~オトメの兵法!~

師匠はなー!とにかくずるいです(笑)
ゲーム開始時の立ち位置で既に二馬身くらい差がついています。
主人公がどのルートでも過去で出会う少年、亮くん。彼が成長した姿が師匠です。
ルートによって過去の関わり方には差があるはずなのですが主人公を特別視していることに変わりはないので、多分どのルートでも師匠は師匠ルート亮くんの派生なのかなあ。この辺はあまり突き詰めて考えてませんので適当ですが。
このルートだと過去で主人公は亮くんを(師匠の過去の姿とは知らず)弟子にします。つまり亮くんの師は主人公で、主人公の師は師匠というわけです。この関係性の閉じた感じ、二人にしかわからない世界の感じ、お互いがお互いの運命な感じ、本当にずるいと思います。
過去で主人公は亮くんに「争いをなくしたい」と語るも、黄巾の乱が解決したことで本の表紙の色が変わり、不思議な光によって二人は引き離されてしまいます。別れ際「必ず戦をなくして、自分も同じ道を行くから」と叫ぶ亮くん。そして帰ってきた主人公に、「おかえり」と師匠は自分の正体を明かします。
ようやくはっきりと目標を定め、師匠に追いついた主人公は軍師としてやれることをやろうと頑張ります。そのうち自分の中の師匠の役に立ちたい、褒めてもらいたいという願いにも気付いてしまいます。
しかし師匠には今はもういないけど忘れられない想い人がいるとのこと。主人公はショックを受けますが、それでも彼の役に立とうと努力をやめません。本が既に完成していることにも気づいていますが、師匠のことが気になってついつい先延ばしにしてしまいます。
諸々終息の見当がつきそうなある日、ご褒美と称して街に出かけた後、帰り道を行く師匠の手には主人公の本が。焦る彼女に「もう本の力は必要ないんだよ」という師匠。「だから自分の国で幸せになりな」と。
ここでEDロール。初回プレイ時フラグ立て間違えたかと焦りましたが、この引きの感じ、子龍くんのと同じくらい好みなEDへの入り方です。
グッドEDだとEDロール後座るへたり込む師匠のスチルが入ります。「なんで帰らなかったの…」という呆然とした呟きが、声優さんの演技もあって素晴らしいです。
種明かし(というほどでもないけど)すると、師匠がずっと好きだったのは主人公です。
少年の頃の彼に明確な目標を与え、突然消えてしまった初恋の人。彼は彼女の語った夢を目指してずっと生きてきました。しかし待っても待っても主人公は現れません。ようやく再会できた主人公は(まだ黄巾の乱を経ていないため)、ちょっと浮世離れしているだけの普通の女の子で、元の世界に帰りたがっていました。
これらのこともあって、師匠は自分の感情を抑えて主人公を元の世界へ帰すことを心に決めます。彼女のために本気で元の世界に帰そうとするのは全攻略キャラの中でも師匠くらいですね。どちらがいい、悪いということはないですけど。愛情表現の形が異なるだけなので。
最後まで気持ちを隠しきってようやく終わり、だったはずなのに、「師匠が好きだから」と主人公が残ってしまって目論みがご破算になった時の彼の心情たるや。
驚いただろうし、きちんと帰してあげられなかった後悔や罪悪感もあるだろうけど、叶うはずがないととっくに諦めていた思いが成就した衝撃は察するに余りあります。
こんな感じで設定もルートの流れも深くてあざといくらいに刺さるという意味で「ずるい」師匠ルートでした。

 

迷ったのですが一応総評もざっくり書こうと思います。

もう少しだけお付き合いお願いします!

 

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