トランクルームとスレイベル

乙女ゲーム(+α)の感想など

下天の華 信長/信行ルート感想+α

一度寝たら落ち着くかと期待していた。甘かった。

下天の華、信長・信行ルートと大団円EDのネタバレあり感想になります。

よろしくお願いします。

 

 

織田信長 (CV松風雅也)

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一応個別でキャラクターの感想をあげる余裕があるときは、「このルートのテーマは何か」とか「どういう部分が特徴か」を自分なりにまとめるようにしてます。成功しているかどうかは別として。
ただ全員分まとめるようなときはその辺放棄して「一番記憶に残ったシーン・印象」を優先して書くことも多いです。

 

でも無理。今回は無理です。
もうルート途中から脳内が「信長様大好き芸人」状態になってて、彼が何を言ってもやっても「信長様はスゴイ…改めてそう思った」っていうクソコピペみたいな結論しか出てこない始末。
無理やりまとめると「好きにせよ、余が責任を取る」みたいな信長様にひたすら面白がら可愛がられるルートというか。
好きなシーンやセリフは沢山あるのですが、どちらかというとその背後の彼の覇王っぷりに震えるルートです。
そういう意味で「乙女ゲームの」という前提抜きに、ある意味で理想の織田信長像を表現できていると思います。
なんだろう、何がここまでツボだったんだろう?
そもそもメインというか登場人物トップに出てきそうな人が最萌になるってほとんどないんです。隠しとか真相ルート担当は割と好きになりやすい傾向あり。
RPGの魔王ポジションとか悪の組織のトップの人に溺愛されるシチュエーションが好きだから、その延長かな?
あとは自分の予想外・予想以上の展開や言動をとられると、作品でもキャラでもころっと高評価になる単純な人間なのでそこも大きいかもしれません。私の予想を超える覇王だった。
甘酸っぱくときめくっていうより、手のひらの上で転がされてそれを伏して喜ぶ…みたいなルートでした。書いておいてなんだけどどういうことだろう。

 

思えば「お前が心を奪われるとすれば余だろうなあ」と言われた時点でやばかった気がする。時と場合と作品によっては「何言ってんだコイツ」となるセリフ*1なんですが、彼に限っては「おっしゃるとおりです信長様ァ!」と芸人がうるさい。
あとは暗殺関係のイベントも好きです。
密命が下されて挙動不審になった主人公。当然信長様は彼女の正体と状況に勘づきます。そして「堂々と命を取りに来い、お前ひとりを地獄に落としたりはしない」と楽しげに宣戦布告。
からの「お命頂戴」と実際に宴の日に襲い掛かった主人公へ「命などお前にくれてやる」ですからね。なかなか言えないですよ…そりゃ主人公も燃える本能寺で鳳凰にもなりますよ…。
罪の華EDは、自分が騙されていたことを知った主人公*2が寄る辺を見失い、信長様にも見放されるというものでした。結局信長様の去り際の言葉にすがるしかなくて、その後命を狙って何度も襲撃するという「敵同士として一瞬の逢瀬を果たす」エンドです。
これに関しては正直好みではないというか、他のキャラの罪の華EDの方が好みでした。見放されたのがショックなのもありましたが、信長様に飼われるEDをひそかに期待していたという趣味丸出しのがっかり感がありまして。

 

やっぱりうまくまとめられない。私がかなりアレな状態であることだけは伝わっているかもしれない。
皆様、信長様ルート(再)プレイしましょう。

このくそみたいな語彙と思考回路では何もお伝えできないので、魅力を十全に味わうには(当然のことながら)それが一番いいと思います。

 

 

 

織田信行 (CV岡本寛志)

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元々好きになるとしたら、どっちかというとこっちなんだよな…。
屈折している人が好きというより、「なんでもまっすぐ!悩まない!」という人よりも人間味があるように感じられて、つい注目してしまいます。そしてその結果お気に入りにもなりやすい。
誰も彼も(私も)信長様シンパの中で、信行様だけが「天下布武など人である以上兄上でも不可能。あれは己の偉大さを誇張するための空言にすぎない」みたいなことを言っていて「おっ」と思いました。
ある意味常識的・冷静な目線なので、劣等感で完全に目が曇っているわけではないんだなあと。イコール一番付き合いが長いはずの信長様を理解・信頼できていないということになるので、結局衝突は必至なわけですけども。
燃える本能寺での彼の独白を聞く限り、劣等感の始まりは他者に兄と比べられ続けたことのみというより、慕う兄に並ぶことができない自分への自責からもきているように思えました。結構矜持は高いとみえます。
兄弟どちらも本当はお互いが大事*3…と表現できるほどことは単純じゃなさそうですが、恋愛EDでは距離を置いて関係を見直すことに成功しているようなので良かったです。
また信行様といえば(時節を考慮したり周囲の勇将に比べると)弱い人なので、そういう相手にはとても優しいのも特徴です。
罪の華EDが信長様のそれと対比になってて面白かったですね。突き放した信長様と弱さを引き受けて一緒にさまよってくれるという信行様。主人公が一緒に行くと言った時、「もう逃れられないのか?」と自分の方が辛そうにするところが彼の真髄だと思います。

 

 

 

大団円ED

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全員まんべんなく好感度を上げるとこのEDです。
主人公が自分で、太平の世を目指す武将たちの援助をするという夢を見つけるEDですね。
増加する襲撃者をちぎっては投げ、安土の盾とか守護神とか呼ばれるように。
事前に本能寺襲撃を予想していたり(実際にはこのルートでは起きなかったですけど)、やっぱり主人公は何の気がかりもない方が忍びとしての能力を発揮できるタイプですね。
ものすごく満足!という感じではないですが、座りよく終われました。

 

総評は夢灯りも終えてからまとめてになると思います。

もう少しお付き合いください。お疲れさまでした。

 

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*1:というかこのセリフに限らず信長様は自分が好かれていると自信満々

*2:しかも放火自体も未然に防がれてしまっている

*3:というか信長様めっちゃ信行様可愛がってて、なるべく殺したくないって行動してるのがわかって、もう