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トランクルームとスレイベル

乙女ゲーム(+α)の感想など

下天の華愛蔵版 初回+家康ルート感想

下天の華with夢灯り 愛蔵版

私事ですがここ数日体調を崩しておりました。とにかく咳と寒気がおさまらない!

季節の変わり目、寒暖差激しい時期ですので皆様もご自愛ください。

 

今回は下天の華愛蔵版、無印の初回プレイと家康ルート感想です。

ネタバレを含みますのでご注意ください。

 

 

初回プレイ感想

二人ほど攻略制限ありということだけ調べて、まずは家康様に特攻しました。
選択肢も基本わかりやすかったのでQセーブ&ロードを駆使し、通常の恋愛EDと通常ED(?)はそう手こずらず見れました。
問題は罪の華ED。ビーズログのざっくり条件を見ても、気づくと疑惑が下がりすぎたり上がりすぎたり。使用したセーブデータも悪かったのか、3回家康様の抜刀スチル*1見たところで一旦諦めました。
逐一全部メモして攻略情報まとめれば良かったんですが、どうも現在はそのようなやる気あふれるモチベーションではなく。
周回すると好感度アップアイテムの花が持ち越せるとわかって、一度周回用のデータを作ろうと(※)修行しまくってたら師匠イベントが起きたのでそのまま師匠ルートへ。
※セーブデータを選んでロードできるわけではなく、直前に見たEDのデータから自動で持ち越しだとこの時点では気づいてない。
師匠もなんとか恋愛EDと通常EDは見れたのですが、やっぱり罪の華EDが見れない…!
この辺で本格的にギブアップして、素直に攻略サイト様にお世話になることにしました。
なものでプレイ順は家康→百地→秀吉ですが、EDコンプ順は秀吉→家康→百地です。
修行したりキャラクター訪問したり、変化の術ストックしたり、その術を使って情報を集めたり、気力があるとき自力で攻略するとやりがいがあってとても楽しそうなんですけどね。何に変化するかでリアクションも変わってくるし。

 

と、いうことで(ここまで前置き)攻略に手間取った身で何を言うかと思われるでしょうが、ボリュームとしては短めです。
家康初回プレイ時多少攻略に手間取っても6時間ほどでした。多分最初から攻略サイト様を参照したり、慣れていて上手な方は4時間ほどで一人攻略できてしまうのではないでしょうか。
自分で操作する場面が多いのでスキップ押したらそのまま放置、というわけにはいかないですが、共通も長めです。
というより「変化の術を見込まれて明智光秀に雇われた主人公が、彼の妹に扮して情報収集を兼ねて武将たちと交流を重ねる。しかし途中で信長暗殺を命じられてしまい、すでに信長含め城の人間に情が移っていた主人公は苦悩するが、命令に逆らえず結局行動に移す。ただしその命令自体が信長に翻意のある人間を炙り出すための一種の作戦だったため、謀反人を投獄できて主人公はお役御免。けれど件の人物が脱獄したという情報を得て、再び信長救出に舞い戻る…」という流れは個別入っても(恐らく)みんな一緒。
それでもプレイした方の評価が高いのは、キャラクターごとのイベントの描き分けが丁寧だからだと思いました。
加えてみんなぶれない芯を持っていたり、器が大きかったり、なるほど偉業をなす人たちであるという説得力を持って描かれています。歴史ものにたまにある「名前と設定を借りただけ」で終わらないところはさすがコーエーさんというところでしょうか。
通常日常会話では使わないような表現・言葉づかいも、この印象に一役買っています。といっても全く意味の通らないほどではない上手なラインですし、単語に関してはTipsが見れるのも細やかで親切です。
だらだら書きましたが、以下キャラクターのあっさりめ感想です。今回はとりあえず感想をまとめられた家康様。

 

 

 

徳川家康 (CV小野賢章)

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女性が苦手で主人公との初対面では気絶してしまうし、戦いが嫌で手合わせも断っているなど、序盤は「大丈夫かな、この子…」と心配でした。小動物と戯れるのがお好きなオトメンです。
ただ主人公とは一番本質というか「こうありたい」という方向性が似ている気がします。最初から彼が主だったら、似た者主従でしっくり来ていたのかもしれない。
無意識に「自分の理想の姿」を見ているのか忍びゆえ固定概念にはとらわれないのか、主人公は家康に対してずっと肯定的です。当時の常識では「男児が」「武士が」と眉を顰められそうな家康の行動にも、口や態度に出して「それもあなたの美点です」と認めます。家康は過去のあれこれのせいで自信を喪失してしまい争い事や人と深く関わることを避けてきたようですので、本来の彼らしく行動するには主人公のような理解者・肯定者が必要だったのではと思います。また主人公も彼の隣にいることで、これまでお役目第一で生きてきた人生では知らなかった安らぎを覚えていたように見受けられました。
しかし例の暗殺命令により、主人公は自分と家康との違いを再認識してしまいます。ここで彼らの違いを「鳥兜を毒と使うか薬にするか」で表現した演出は好みでした。
結局暗殺は(主人公自身が躊躇い)未遂に終わるのですが、主人公の正体と目的を知った家康に拒絶されてしまいます。彼からするとトラウマを乗り越えてようやく信用できる人ができたと思った矢先なので、この反応は仕方がないかなと。
ただ後にわかりますが、この時のことを彼は後悔しています。「ここ数日沈んでいたのは任務が辛かったからではないか」「それでもお役目ということで無理をしていたのでは」「彼女の本質はやはり優しい方で、自分の言葉が彼女を傷つけたのでは」と思っています。すごいなーと思いました。結果的に古傷をえぐってしまった主人公のことを、誰に言われるでもなく、再度冷静に見つめなおして受け入れようとしているわけですからね。彼の自分がショックだったからと言って目をそらさない強さや、過ちを許そうとする優しさが見えて、(変な表現ですが)プレイ中感心してました。
一応は任務完了ということで解放される主人公ですが、家康のことが気にかかり、変化でこっそり(護衛のつもりで)本能寺へ向かう彼の後を追います。そして襲撃について知り炎に包まれる本能寺へ参戦するのですが、無理がたたって彼女は怪我をしてしまいます。
ここから家康様覚醒モード。
足手まといな自分を放置しろという主人公に、「お断りします。あなたを守りたいという僕のために(あなたを)守ります。お願いですから、守らせてください」からの、すべてが終わった後「行かないでください、あなたが好きです」(要約)のコンボです。月並みだけど、目の前で危機に陥ったことで「主人公を失えない」と再認識したのかも。
恋愛EDでは可愛らしい組み合わせでほのぼのさせてもらいました。
対して罪の華ルートは別の勢力の忍に幻覚を見せられたために、主人公は伊賀の里の命令(と思い込んでいる)で城に火をつけようとします。未遂で終わりますが、謀反人として牢に囚われるというものです。
そこに家康がやってくるのですが、主人公へ差し出したのが例の鳥兜の毒薬です。心優しい家康のこと、この毒を飲んで死ねば気に病むだろうとそれくらいなら自害しますという主人公に、「あなたの終わりは僕の手によるものがいい」と言う家康。
本ルートでは見れない激しさが表現されてて切ないけど素敵なシーンでした。
結局毒薬をあおった主人公は死なずに記憶を失って家康の傍にいるという結末で、私は当然のように記憶を消す薬(つまり殺す毒ではない)を飲ませたものだと考えていましたが、別の方の記事で「(死ぬほどの毒薬だったけど)結局生き残り、その後遺症として記憶がなくなった」という解釈もできると知って目から鱗でした。牢のシーンで主人公に毒薬を飲ませるときの家康様は死ぬほど辛そうなので、そちらの解釈の方がしっくりくるかもしれません。
終わってみると当初の懸念はなんのその、やるときはやる素敵な方でした。

 

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*1:疑惑が満タンになったところでこのスチルが出て強制的にED