トランクルームとスレイベル

乙女ゲーム(+α)の感想など

黒蝶のサイケデリカ キャラクター感想:白

黒蝶のサイケデリカ、鴉翅・山都・紋白のキャラクター感想です。

灰鷹のサイケデリカクリア後に黒蝶の方も起動してざっとクリアしましたので、その時思ったこと+当時の記憶を思い起こしながらの感想になります。

なぜこの組み合わせで「白」なのかは察してください。

ルート・エンディング内容のネタバレを含みます。

よろしければ続きからどうぞ。

 

・雑事

ペルソナ5ショックでなかなか次に…いけない…。

予定通り下天をやるか、秋ぽい積みゲーを崩すか、ゲームお休みして書いてないブログ記事まとめるか悩んでます…。書いてないものメモ:金色のコルダ3・ニルアド残り・鏡界の白雪・スイクラ・コドリア残り。

 

 

 

鴉翅 (CV柿原徹也)

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覆い隠す男。

彼はメンバー内で一番、当事者から遠い立ち位置です。館にはただついてきただけ、3人が溺れた時も見ていただけ。
再会した時のアイ、ヤマトと並ぶとそれが顕著。それゆえの疎外感というか感覚の違いが行動によく出ていたなと思います。
加えて幼少期の自分というのは彼にとって黒歴史のため、彼が「早く忘れて先に進んでほしい。(いなくなった人たちや昔の自分よりも)今の自分を見てほしい」と思ってしまうのもある意味当然の流れです。
男の子らしくなった「鴉翅」と事件を覚えてない「紅百合」の状態で館から脱出するという目的も忘れて永遠に暮らす、という鴉翅EDはその願いが歪んだ形で叶ってしまったEDですね。一番最初に見た個別EDがこれで、とにかくびっくりした記憶があります。

※この時点で何がどうなったか説明は特にないため。他EDを見てるとなんとなくわかる。
また他者の感情の機微に敏感というのも彼の特徴の一つです。
だからこそ過去に囚われるアイとヤマトを湖に連れ出そうとしたし、記憶のない状態でも紅百合にきついことを言ったりするわけです。紋白参加時、反対する鉤翅と緋影をそれとなく論破してフォローしてくれたり、紋白の正体を看破して明らかにするのも鴉翅なので、恐らく彼がいないとすべて緋影の思惑通りになっていたでしょうね。
こんな感じで物語的にはキーパーソンというか縁の下の力持ち的役割なのですが、恋愛面では軟派に甘い言葉を囁いたかと思えば正論を突き付けたりもする、という落差がちょっと怖いキャラになっていました。そのためあまり萌えられず。
あくまでこの印象は何も知らないプレイ時のもので、すべてクリアした後だと「なるほど」と納得できますし頼もしく感じる場面もあるのですが。

ハッピー(本名)EDでは報われてて良かったね。

 

 

 

山都 (CV細谷佳正)

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咎を持つ男。

山都と鴉翅はどうしてもバッドED(仮名ED)の方が印象が強いです。ハッピーED(本名ED)の方はベストED派生っぽく見えるのである程度仕方がないと思う。
山都は「事故が起きたのは自分のせいだ」、と主人公と非常に似た感情を抱いているキャラクターです。
おまけに寝たきりの弟の存在によって絶えずその事実を目の前に突き出されている状態なので、アイのようにふんわり目をそらすこともできません。そのためか記憶喪失組で一番最初に記憶を思い出すのは彼です。
山都ルートだとそれに引きずられ共感する形で主人公も思い出してしまうので、二人して絶望に沈むのも納得。
二人とも自分を責め続けることに疲れていて、でもナツキとカズヤのことを考えると自分一人では罪悪感をどうにかすることもできない。彼の「辛い、もう誰か許してくれ」という嘆きに共感した紅百合は、彼を受け入れ黒い蝶に飲み込まれる…という結末を迎えます。ここの紅百合の言動は「苦しんでいるのは自分だけではなかったという連帯感」と「彼を解放してあげたいという愛情」と「彼を救えるのは同じような立場の私だけというゆがんだメサイアコンプレックスじみた何か」が入り混じっているように見えて非常に好みでした。ドロドロしたの好きデス。
本名EDではしこりになってた事件の時タクヤがしたいじわるについて、アイとカズヤにきちんと謝罪してました。タクヤ的にはこれこそが本当の救済だと思うので楽になれてよかったです。
今作のツンデレ枠だと思うのですが、ちょっとデレたかな?と思ったら、記憶回復して一気にデレデレになってしまって大変残念でした。

 

 

 

紋白 (CV松岡禎丞)

遷り変わる男。

バナーがない?うそだろ?

すごく可愛い。公式サイト人気ランキング一位も納得の可愛らしさ。
彼は事件以降館に閉じ込められ、それ以来ほとんど人と触れ合わず記憶もほぼすべて失いかけていました。そのためか「純真」に見える言動の多いキャラです。
ただ他EDを見てると元々大人しいというかぼーっとしている子ではあったみたいですが。成長すると自分の印象をうまく利用してあざとい甘え上手になります。
紅百合との交流はなつっこい大型犬とのそれじみててほのぼのしました。
彼の攻略対象としての魅力は、「例え自分が辛い目にあっても他者を思いやって行動ができる優しさ」とか「ずっと一人で蝶を狩っていたという環境による孤独感」だと思います。後者に関しては孤独な人に寄り添ってあげたい、癒したいという人は一定数いると思うんですよ。
彼の優しさは「自分が痛みを受けたこと」に起因している気がします。自分が苦しかったから大事な人たちにはそんな思いをして欲しくない、という心理かと。こう考えると館の主・鉤翅との対比のようなキャラですね。
ルートラスト、紋白は犠牲になることを覚悟のうえ単独で行動を起こしたのに、緋影(と鉤翅)に絶望させられて奈落に落ちてしまいます。ここ、紅百合が迎えにいってくれて本当にほっとしました。これ以上孤独になってほしくないキャラでしたので。そこから一緒に帰れるかは分岐するのですが、紋白EDにしろ紅百合が来てくれて「必要だよ」と言ってくれた分救いは(ほんのちょっぴり)あった気がします。

 

次回は残りのキャラクター感想「黒」になります。

お疲れさまでしたー。

 

※「黒蝶のサイケデリカ」のバナーに使用されている画像の著作権は、アイディアファクトリー株式会社に帰属します。

 

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